そらんじ徒然草

囲碁双六好みて明かし暮らす人は四重五逆にもまされる悪事とぞ思ふ

一言でいうと
遊びに夢中になって一日を費やすことを、ある僧はこの上ない悪事だと戒めた。
原文
囲碁ゐご双六好すごろくこのみて明かし暮らす人は、四重五逆しぢゆうごぎやくにもまされる悪事とぞ思ふ」と、
あるひじりの申ししこと、耳にとどまりて、
いみじく思えはべる。
現代語訳
「囲碁や双六を好み、朝から晩までそればかりして過ごす人は、四重五逆(仏教で最も重い罪)にもまさる悪事をしていると思う」と、ある高僧が言った。その言葉が耳に残り、まことに心にしみて感じられる。
全244段の目次
底本: 烏丸光広本『徒然草』校訂本文(やたがらすナビ・CC BY-SA 4.0)