そらんじ徒然草

秋の月はかぎりなくめでたきものなり

一言でいうと
秋の月の格別な美しさがわからない人は、まったく情けない。
原文
秋の月は限りなくめでたきものなり。
いつとても、「月はかくこそあれ」とて、
思ひ分かざらん人は、無下むげに心憂かるべきことなり。
現代語訳
秋の月は、この上なくすばらしいものである。月はいつでも「月とはこういうものだ」と思い、秋の月との違いがわからないような人は、まったく情けないことである。
全244段の目次
底本: 烏丸光広本『徒然草』校訂本文(やたがらすナビ・CC BY-SA 4.0)