手のわろき人のはばからず文書き散らすはよし
一言でいうと
字が下手でも自分で書けばよい。体裁を気にして人に書かせるほうが嫌味だ。
原文
手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし。
「見苦し」とて、人に書かするはうるさし。
現代語訳
字の下手な人が、気兼ねせず自分で手紙をどんどん書くのはよい。「見苦しいから」と人に代筆させるのは、かえってわずらわしく、嫌味である。
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底本: 烏丸光広本『徒然草』校訂本文(やたがらすナビ・CC BY-SA 4.0)