そらんじ徒然草

柳原の辺に強盗法印と号する僧ありけり

一言でいうと
「強盗法印」は強盗をする僧ではなく、何度も強盗に遭った僧のあだ名だった。
原文
柳原やなぎはらの辺に、強盗法印がうたうほふいんと号する僧ありけり。
たびたび強盗にあひたるゆゑに、
この名を付けにけるとぞ。
現代語訳
柳原のあたりに、「強盗法印」というあだ名の僧がいた。何度も強盗に遭ったため、この名が付いたという。
全244段の目次
底本: 烏丸光広本『徒然草』校訂本文(やたがらすナビ・CC BY-SA 4.0)